・・・そんなCMじゃなかったっけ?^^;
まぁなんでもいいけど。w
昨日かおとといか、インテルが独占禁止法違反で訴えられた、っていう記事がありました。
慣れてる人(独禁法の話題にね)は慣れてるかもしれませんが、
せっかくなので、独占禁止法について。
私たちのいるこの日本も、資本主義経済を基本としてますが、
その根本理念は、「自由競争の原則」でなりたってるわけね。
さらりと書いたけど、これ別にリアだけの話じゃなくて、
しっかりとRoやリネの世界でもあるわけだね。
例えば、同じモノを売るのであるなら、安くした方がいいとか、
品質のいいものがいいとか、効果の高いものがいいとか、
そういう風にいろいろと試行錯誤して、商品とお金を流通させる、といった考え方ですね。
これって別に、何に規制をされるわけでもなく(常識的範囲の規制はあるかもだがw)、
個人で自由に思考を凝らして、経済自体を活性化させてるわけだから、
基本的には「自由」なんです。
その原則を維持するために生まれたのが、この「独占禁止法」です。
まぁ中味をいってしまうとこまごまとしてるけど、要するに、
力のある大きな会社が、その商品のカテゴリにおいて、市場を不当に独占してしまうのを
防ぐ、ということですね。
こういうと、思い出す人もいるかもしれませんね。
実はインテルなんかよりはるかに早く、コレのお世話(っていうのかな^^;)になってる、
おっきな有名な会社があります、ITにw
ビル=ゲイツのあのマイクロソフトがそうですね。
いまやマイクロのプログラム使ってないPCないくらいだしね~・・。
でも、このIT・OSとかいうのも、商品であり、商品であれば、そのカテゴリにおいて
自由競争が保証されているわけです。
例えば、私たち使用者になるともう別に構わないようなカンジですが、
同じIT関連の企業にしてみれば(アップルとかねー)死活問題なわけです。
それで、さらに今や自由競争が世界LVに広がっており、
独占禁止と並んで、もう一つ、自由主義競争を守るための法があります。
それは、自由主義にとどまらず、文化の違う国同士の共通の・・・あるいは常識といっても
いいかもしれませんが、国際法と呼ばれるものです。
私たちの国内では、もちろん人のモノをとってはいけませんが、
海外にでても、やっぱり人のモノをとってもいけないのは、「いけない」という共通の認識が
あるからですね。
この認識を定めたのが国際法です。
インテルは外国の会社です。インテルに限らず、外資系の会社が日本に進出して、
独禁法違反である、ということに対して争議する場合、
例えば自分の国では、こういうやり方は違法にはならないのです、
というケースがあるのです。
そういう場合に(まぁ実際は、準拠法主義なため、現地の法が適用な場合が多い)、それは
その分野の会社LVでなくて、国家間LVまで広がってしまうのです。
法律家では、もっとも重要な法は国際法である、という人さえいるくらいです。
自分の国では常識的なことでも、相手に国にいくと常識でないことがたくさんある、という
一つの事例になるわけですね。
マイクロやインテルの事件、一筋縄でいかないのは、こうした背景があるのです。
で、一番大変なのは、法律の分野にいる人なわけで・・orz
なるべく争いごとは避けましょう・・(--;